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公開:2022.04.20 更新:2023.04.23
看護師の夜勤はこんなに大変!現役看護師YouTuberが語る夜勤デビューを乗り切るコツ

皆さんこんにちは!看護師2年目の看護師kinchanです。


普段は急性期病棟で働きながら、リアルな生活の様子をYouTubeで配信しています。


この春から看護師として働く方も5〜6月から夜勤が始まるという方も多いのではないでしょうか?


看護師の夜勤が大変なことはわかるけど、「実際に何をやってるの?」「日勤とは何が違う?」「休憩は取れる?」と気になることが沢山ありますよね。


今回の記事を読めば、看護師の夜勤のイメージを持ち、夜勤デビューを安心して迎えるための心の準備ができると思います!


現役看護師YouTuber
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kinchan

普段はバリバリの急性期病棟で働きながら、悩める新人看護師のリアルな日常をYouTubeで発信中。

看護師がもっと幸せに働ける社会を作りたいと思い、日々活動。
転職レシピの専属アンバサダー。


看護師の夜勤はいつから始まる?



新人看護師の夜勤が始まる時期は、病院によって異なりますが5月〜6月の病院が多いとされています。


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kinchan

私の病院もGW明けから夜勤が始まりました!

 

「まだまだ日勤の業務にも慣れていないのに…」とすごく不安な気持ちでいっぱいだったのを今でも覚えています。


看護師の夜勤の業務内容


私の勤務している2交代制病棟の夜勤での主な業務内容を紹介します。


16:15

出勤、カルテを見て情報収集、点滴や投薬のチェック


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夜勤では1人で10人以上の患者さんを受け持ちますので情報収集も時間がかかります。

 

スケジュール用紙に予定を書き込んでいきます。


16:45

日勤看護師からの申し送り、夜勤メンバーとの情報共有


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夜勤中は少人数体制で「聞ける人が誰もいない!」という状況になることも多いです。

 

不安なことは事前に先輩に相談しておくこと!

 

「〇〇は初めてなので見守りをお願いします」「〇〇さんの体位調整時は力を貸してください」等を事前に情報共有しておくとスムーズです!



17:00

巡回、血糖測定、点滴交換、配膳準備

 

18:00

夕食配膳、インスリン投与、食事介助、内服介助、口腔ケア


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夕食の準備や食事介助も少人数の看護師で行うので時間との勝負です!


18:30~

メンバーで交代しながら夕食休憩



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kinchan

忙しい日は夕食が22時ごろになることもしばしば。

 

夜勤前にしっかりご飯を食べていきましょう!


19:30

バイタルサイン測定、点滴交換、記録

 

21:00

就寝準備、トイレ誘導、血糖測定、点滴交換、内服介助

 

22:00

消灯

 

1時間おきに巡回


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首にライトをぶら下げ、患者さんがしっかり眠れているか、ナースコールの位置は適切かなど周囲の環境を含めて1人1人観察していきます。


22:00~

内服薬セット、病棟巡回、ナースコール対応、点滴交換、体位変換など

(1時間半〜2時間程度で交代しながら仮眠)

 

0:00

バルーン破棄、in-outチェック


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最初の頃は休憩時間も緊張して眠れませんでした。

 

本やアイマスクなど、リラックスグッズを持って行くのがおすすめです。


2:00

物品確認・補充、処置やオペ出しの準備、記録

 

5:00

点滴準備、採血準備

 

6:00

起床、モーニングケア、バイタル測定、採血、点滴、体重測定


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起床後の1時間が忙しさのピーク!

 

ナースコールに対応しながら1人で5人〜10人の採血を回ります。

 

私は事前に回る順番を考えシュミレーションしています。


7:00~

朝食配膳、食事介助、食後の投薬、口腔ケア

 

8:00~ 

記録

 

8:30~

巡回、日勤看護師への申し送り


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長い勤務が終わり、すごい達成感に包まれます!


新人看護師が抱える不安ポイント


1:新人看護師は少ない看護師数でやっていけるか不安


日勤に比べ圧倒的に少ない看護師で業務を回すため、1人の看護師にかかる責任も大きくなります。


新人看護師からすると、いざとなった時に相談できる相手が少ないと、とても不安ですよね。


私も最初の頃は、怖い先輩と同じ勤務の時はわからないことがあっても相談できず、戸惑いの気持ちで内心泣きそうになりながら仕事をしていました。


2:新人看護師は生活リズムや体調が崩れやすい


夜間に眠らずに働くため、生活リズムが崩れ、不眠など健康被害も出やすくなります。


夜勤前にどれくらい眠るのか、夜勤後にどう過ごすのかなど自分なりの良い過ごし方を見つけていきましょう。


3:新人看護師は仮眠は取れる?


私の病院では状況に合わせて1時間半〜2時間程度仮眠休憩があります。


2交代のシフトだと16時間以上の先輩たちに囲まれて拘束状態、、中々仮眠できない日もあります…


新人看護師が夜勤を乗り切るコツ



1:夜勤のシミュレーションをしておく


夜勤のマニュアルを読み込み、大体のイメージをもちシュミレーションしておきます。


先輩や同期から夜勤の話を聞き、不安なポイントを事前に解決しておくことも大切です。


2:夜勤で不安な手技や知識は予習しておく


夜勤では担当する患者さんが多いぶん、吸引や経管栄養、排泄介助など看護技術を自分で行う機会も多くなります。


いざとなって「どうしよう」と不安にならなくて済むよう必要な手技や知識はあらかじめ予習しておくことが大切!


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私は同期と夜勤の様子を共有して、必要な手技や注意するポイントを共有していました!


3:夜勤後の楽しみを作る



夜勤は午前中に終わるので、勤務後は自分の時間を持つことができます。


夜勤明けの楽しみを想像してモチベーション上げている人が多いようです。


kinchanの夜勤明けの過ごし方はこちら!



新人看護師の夜勤にトラブルはつきもの。SOSを発信しよう!


急変やトラブルは夜勤中に起こることが多いです。急変時の対応ついて予習しておきましょう。


捉え方を変えると少人数で様々なことに対応しなければならない夜勤は、新人看護師が大きく成長できる機会でもあります。


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急変や危険行動など予想外のことが沢山起こります。。

 

夜通しで働く夜勤は集中力も切判断力も低下しがち。

 

気がかりや不安なことは勇気を出して発信しましょう!!


(おまけ)看護師の夜勤はやっぱり大変です


脅しているわけではありませんが、看護師の夜勤は大変です!


少人数にもかかわらず、緊急入院や不穏、急変が飛び込んできます。


やることが多すぎて「もう無理!」と半泣きになりながら、でも自分がやるしかない状況。


「私って追い詰められたらこんなにできるんだ」と新しい自分を発見できたり、平和に朝がくることの幸せを実感できたりします。


困難を乗り越えた経験はきっと今後の自分につながるはずです!


あとがき


今回は夜勤の具体的な流れについてご紹介しました。


これから夜勤デビューを控えている新人看護師の方々は不安でいっぱいだと思いますが、徐々に夜勤にも慣れていくはずです。


ぜひ参考にしていただき、記念すべき夜勤デビューを乗り切りましょう!


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